
第60回朝日杯フューチュリティステークス
- JpnⅠ - 出走日:2008年 12月21日 (日) 優勝馬: セイウンワンダー 優勝騎手: 岩田康誠
2歳チャンピオン決定戦の第60回朝日杯フューチュリティステークスは、
新潟2歳ステークス馬のセイウンワンダー(岩田)の勝利で幕を閉じた。
競馬理論は、新潟2歳ステークスにおける、
スタート後に挟まれる不利を受けながら大外から
差し切った次元の違う強いレース内容を評価して、
セイウンワンダーを本命に予想した。
レースでは、セイウンワンダーは、
内枠ということもあって中段の内目をコースロスなく追走し、
直線でも内から馬群を割って抜け出して、
第60回朝日杯フューチュリティステークスを制覇した。
セイウンワンダーの第60回朝日杯フューチュリティステークスの勝利は、
外枠が不利な中山1600mでコースロスのない競馬を
させた岩田騎手の好騎乗によるものと見ることもできる。
しかし、東京スポーツ杯を回避して休み明けで臨んだレースで
馬群の僅かな隙間を割った勝負根性はさすがと言える。
よって、体調の更なる上昇が見込めるセイウンワンダーには、
来年のクラシック戦線においてもそれ相応の高い評価を与えるべきと
競馬理論では判断している。
一方、話題の新人三浦騎手からルメール騎手に
スイッチして勝負してきたフィススペトルは、
追い込み届かず2着に敗れてしまった。
フィススペトルは、中段の馬群に揉まれない位置で待機していたが、
外からブレイクランアウトに先に仕掛けられ、
4コーナーで前が壁になってしまった。
しかしながら、フィススペトルは、
ルメール騎手に外に持ち出されると、
抜群の切れ味を発揮して、ブレイクランアウトを交わしたが、
内のセイウンワンダーを捕らえる事ができず、2着に敗れてしまった。
フィススペトルの第60回朝日杯フューチュリティステークスの2着は、
名手ルメール騎手の腕を加味しても抜群の内容であり、
レース内容的にはセイウンワンダーと互角以上である。
よって、来年のクラシック戦線においても、
距離さえ克服できれば、フィススペトルが好走する可能性は高い
と競馬理論では判断している。
一方、第60回朝日杯フューチュリティステークスで
1番人気のブレイクランアウト(武豊)は3着であった。
ブレイクランアウトは、いつものように後方からレースを進めたが、
中山コースということもあり、
3コーナー過ぎから大外を回って徐々に進出し、
直線では一旦先頭に立ったが、内からセイウンワンダー、
外からフィススペトルに差されてしまい、3着に敗れてしまった。
ブレイクランアウトの第60回朝日杯フューチュリティステークスの3着は、
小回りの中山コースで終始大外を回って勝ちに行く横綱競馬でのものであり、
悲観すべき内容ではない。
よって、来年のクラシック戦線においては、
素質が高いブレイクランアウトにも、
セイウンワンダー及びフィススペトルと同等又は
それ以上の高い評価を与えるべきである。
ただし、現時点においては、ブレイクランアウトは、
横綱競馬で押し切るほど圧倒的な力を
秘めているわけでないことを頭に入れておくべきと競馬理論では判断している。
一方、6番人気のホッコータキオンは、
中山1600mで不利な8枠15番から先行したものの、
ゴール前で伸びを欠いてしまい4着に敗れてしまった。
ホッコータキオンの第60回朝日杯フューチュリティステークスの4着は、
先行馬総崩れのハイペースを不利な外枠から先行してのものであり、
0秒1差の着差を考慮すると、着差以上の強い内容である。
よって、来年のクラシック戦線においては、
先行馬の少ないレースやイン有利の馬場で行われるレースでは、
ホッコータキオンに人気以上に注目すべきと競馬理論では判断している。
以上のように、第60回朝日杯フューチュリティステークスは、
セイウンワンダーの完成度の高さ及び勝負強さが目立った一戦となった。
しかしながら、第60回朝日杯フューチュリティステークスにおいては、
セイウンワンダーだけでなく、2着のフィススペトル、
3着のブレイクランアウト及び4着のホッコータキオンも
着順ほど差のないレース内容であった。
よって、競馬理論のファンの方は、
来年のクラシック戦線において、セイウンワンダーだけでなく、
フィススペトル、ブレイクランアウト及びホッコータキオンにも
大いに注目して欲しい。
予想屋マスター
- JpnⅠ - 出走日:2009年 12月21日 (日) 優勝馬: セイウンワンダー 優勝騎手: 岩田康誠
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