
第70回菊花賞
- JpnⅠ - 出走日:2009年 10月25日 (日) 優勝馬: 優勝騎手:
今週のメインレースは、
牡馬クラシックの最終関門の
第70回菊花賞である。
第70回菊花賞は、
日本ダービー馬ロジユニヴァースが
不在ということもあって混戦模様である。
そこで、競馬理論は、
第70回菊花賞に出走する
有力各馬をステップレースごとに分析する。
関西のステップレースの神戸新聞杯組からは、
1着のイコピコ(四位)、
2着のリーチザクラウン(武豊)、
3着のセイウンワンダー(福永祐一)、
4着のアンライバルド(岩田康)、
7着のシェーンヴァルト(秋山)、
10着のトライアンフマーチ(武幸四郎)及び
11着のアントニオバローズ(角田)が
第70回菊花賞に出走する。
イコピコは、神戸新聞杯において、
先行集団から大きく離れた9番手を
ボツンと1頭で追走し、
直線で外に持ち出されると、
抜群の差し脚を披露して、
神戸新聞杯を制覇した。
イコピコの神戸新聞杯の勝利は、2着のリーチザクラウンに2馬身もの差をつけてのレコード勝ちなので、高い評価に価する。
単純なメンバー比較では、
皐月賞馬アンライバルド及び
日本ダービー2着馬リーチザクラウンなど
春のクラシック戦線での
有力どころに大勝したことから、
日本ダービー馬ロジユニヴァース不在の
菊花賞においては、
イコピコに高い評価を与えるべきである。
ただし、イコピコの神戸新聞杯の勝利は、
周りに馬がいない
最も気分よく走れる展開でのもので
あったことも確かなので、
第70回菊花賞においては、
神戸新聞杯の勝ちっぷりだけで
過剰に人気になるようであれば、
イコピコの評価を下げるべき
と競馬理論では判断している。
一方、リーチザクラウンは、
神戸新聞杯において、
ゆっくりとハナに立ち、
向こう正面でリードを広げた。
そして、リーチザクラウンは、
4コーナーで後続を引き付け、
一旦は突き放したものの、
イコピコに差され、2着に敗れてしまった。
リーチザクラウンの神戸新聞杯の2着は、2分24秒5と時計的にも走っており、イコピコが走り過ぎただけである。
よって、他に目立った先行馬がいない
第70回菊花賞においては、
マイペースで逃げられそうな
リーチザクラウンの粘り込みには
注意すべきである。
ただし、気性的に3000mが
向いているとも思えないので、
単騎逃げというだけで
リーチザクラウンを過信すべきでない
と競馬理論では判断している。
一方、セイウンワンダーは、
神戸新聞杯において、
これまでのような後方からの競馬ではなく、
先行する競馬で3着に入った。
よって、第70回菊花賞においては、
先行する器用な競馬を覚えつつある
2歳チャンピオンのセイウンワンダーに
押さえ程度の評価は必要
と競馬理論では判断している。
一方、皐月賞馬アンライバルドは、
神戸新聞杯において、
中段の馬込みの中を進んだが、
多少折り合いを欠いていたことも影響して、
直線では伸びを欠き、
4着に敗れてしまった。
アンライバルドの神戸新聞杯の4着は、休み明けで折り合いを欠いてしまったことを考慮すれば、悲観すべき内容ではないが、決して褒められるレース内容でもない。
しかしながら、
アンライバルドの皐月賞の
圧倒的な強さは目を
見張るものがあったので、
第70回菊花賞においては、
アンライバルドの巻き返しに
警戒が必要である。
ただし、休み明けとはいえ、
2400mの神戸新聞杯で
折り合いを欠いてしまっており、
アンライバルドにとって3000mは
不安要素の一つと判断せざるを得ない
と競馬理論では判断している。
一方、シェーンヴァルト、
トライアンフマーチ及び
アントニオバローズは、
神戸新聞杯で全く見どころのない
レース内容だったので、
第70回菊花賞で一変する可能性は低い。
一方、関東のステップレースの
セントライト記念組からは、
1着のナカヤマフェスタ(蛯名)、
2着のセイクリッドバレー(松岡)、
3着のフォゲッタブル(吉田隼人)及び
4着のアドマイヤメジャー(川田)が
第70回菊花賞に出走する。
ナカヤマフェスタのセントライト記念の勝利は、終始外を回って早め先頭の横綱競馬でのものであり、着差以上の強さを見せつけた。
よって、第70回菊花賞においても、
ナカヤマフェスタがセントライト記念組では
最先着を果たす可能性が高い。
そこで問題となるのが、
セントライト記念組が、
第70回菊花賞でも通用するか否かである。
競馬理論は、追い込みが届かない
極悪馬場で唯一大外から追い込んで好走した
日本ダービーのレース内容から、
ナカヤマフェスタを含む
セントライト記念組は
第70回菊花賞でも通用すると判断している。
一方、セイクリットバレーは、
セントライト記念において、
いつものような後方からの競馬ではなく、
好位から競馬を進めた。
そして、セイクリットバレーは、
4コーナーで一旦狭くなる
不利を受けたものの、
馬群を割って、2着に差し込んだ。
セイクリットバレーのセントライト記念の2着は、4コーナーで前を塞がれる不利を克服してのものであり、内容的には悪くない。
更に、いつものような追い込み競馬ではなく、
先行する競馬ができたことも、
セイクリットバレーにとっては収穫である。
よって、第70回菊花賞においても、
充実著しいセイクリットバレーに
押さえ程度の評価は必要
と競馬理論では判断している。
一方、アドマイヤメジャー(安藤勝)は、
セントライト記念において、
スタートで立ち遅れてしまったこともあり、
いつもと違った後方からの
競馬となってしまった。
しかしながら、アドマイヤメジャーは、
直線で外に持ち出されると、
抜群の伸び脚で大外から追い込んだが、
先行馬有利の中山競馬場では
4着が精一杯であった。
アドマイヤメジャーのセントライト記念の4着は、出遅れていつもより後ろからの競馬で脚を余してしまってのものであり、悲観すべき内容ではない。
よって、第70回菊花賞においては、
セイクリットバレー及び
3着のフォゲッタブルよりも、
アドマイヤメジャーに高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方、別路線組では、
ブレイクランアウト(藤田)及び
スリーロールス(浜中)に注目すべきである。
ブレイクランアウトは、
NHKマイルカップで1番人気に推されたように、
G1でも通用する素質馬である。
ブレイクランアウトは、
春のG1でこそ能力を発揮できなかったが、
朝日チャレンジカップで
古馬相手に2着と復活を果たした。
そのため、第70回菊花賞においても、
古馬の重賞でも好走した
ブレイクランアウトに
それなりの高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方、スリーロールスは、
1000万下を勝ち上がったばかりの
格下馬だが、
前走の1000万下特別の
勝ち方が非常に強かった。
そのため、第70回菊花賞においても、
スリーロールスを穴馬として注目すべき
と競馬理論では判断している。
以上のように、競馬理論は、
第70回菊花賞に出走する
有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び
馬場状態などの様々な要素を加味して、
第70回菊花賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、
第70回菊花賞の予想をお楽しみに。
予想屋マスター
- JpnⅠ - 出走日:2009年 10月25日 (日) 優勝馬: 優勝騎手:
<<レース回顧録の終わり>>









