
第45回札幌記念
- GⅡ - 出走日:2009年 8月23日 (日) 優勝馬: ヤマニンキングリー 優勝騎手: 柴山雄一
第45回札幌記念では、
凱旋門賞へ出走する予定だった
2冠牝馬のブエナビスタが敗れてしまった。
そのブエナビスタを破ったのは、
ヤマニンキングリー(柴山)である。
競馬理論は、
5戦連続で連対中という安定味を評価し、
ヤマニンキングリーを
ブエナビスタの相手候補の
1頭として評価していた。
レースでは、ヤマニンキングリーは、
インの3番手の絶好位から競馬を進め、
直線半ばで先頭に立つと、
ブエナビスタの強襲をクビ差だけ凌ぎ切って、
第45回札幌記念を制覇した。
ヤマニンキングリーの第45回札幌記念の勝利は、休み明けでブエナビスタを破ったこと自体に高い評価を与える必要がある。
しかしながら一方で、小回りの札幌競馬場で無駄な距離を走らないインの3番手を追走させた柴山騎手の好騎乗によるものと見ることもできる。
よって、次走以降の重賞戦線においても、
6戦連続で連対中という
ヤマニンキングリーの安定感には
高い評価を与えるべきである。
ただし、第45回札幌記念の勝利は
展開に恵まれてのものであるので、
更に強い一線級が揃うG1戦線では、
ヤマニンキングリーにとって
まだ荷が重いと競馬理論では判断している。
一方、2冠牝馬ブエナビスタは、
単勝1.5倍の断然人気に推されたものの、
追い込みと届かず、2着に敗れてしまった。
ブエナビスタは、好スタートを切ったが、
いつものように後方から競馬を進めた。
そして、ブエナビスタは、
3コーナー過ぎから徐々に
進出を開始しようとしたが、
先に外からマツリダゴッホに
仕掛けられてしまい、
一旦ブレーキをかける不利を受けてしまった。
その後、ブエナビスタは、
直線で大外から鋭い伸び脚を披露したものの、
ヤマニンキングリーを交わすことができず、
2着に敗れてしまった。
ブエナビスタの第45回札幌記念の2着は、3~4コーナーでの不利及び小回りで大外を回らされる展開の影響を受けてのものであり、負けて強しのレース内容であった。
よって、凱旋門賞を回避して臨む
秋華賞においては、
3歳牝馬同士ということもあるので、
ブエナビスタが圧勝する可能性が高い。
一方で、札幌記念の結果から、
ブエナビスタは、古馬の一線級と比較すると、
圧倒的な能力差があるわけではないことを露呈した。
よって、古馬との対戦で
先行馬有利な展開やイン有利な
馬場状態の時には、
追い込み一手のブエナビスタが
取りこぼす可能性も否定できない
と競馬理論では判断している。
一方、函館記念の覇者の
サクラオリオン(秋山)が3着に入った。
サクラオリオンは、
ブエナビスタと並ぶような位置で競馬を進め、
直線ではうまく内をすくって追い込んだが、
3着が精一杯であった。
サクラオリオンの第45回札幌記念の3着は、秋山騎手の好騎乗によるものでもあるが、定量の57キロの斤量及び夏場にしてはかなり強いメンバー構成を考えると、立派である。
よって、今後も、
得意の札幌コースにおいては、
サクラオリオンに要注意
と競馬理論では判断している。
以上のように、第45回札幌記念は、
2冠牝馬ブエナビスタが敗れてしまう
という波乱の結果となった。
この敗戦により、
ブエナビスタの凱旋門賞挑戦が
無くなったのは残念だが、
第45回札幌記念の走りを見る限り、
ブエナビスタの3冠達成は濃厚である。
競馬理論のファンの方は、
ブエナビスタの3冠達成を
大いに期待して欲しい。
予想屋マスター
- GⅡ - 出走日:2009年 8月23日 (日) 優勝馬: ヤマニンキングリー 優勝騎手: 柴山雄一
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